ロシア鉄道モスクワ鉄道支社 Фили～Кунцево 1 海外鉄入門撮影地

座標: ロシア, モスクワ連邦市
光線: 午後順光。日没まで影は出ない。
環境: 常に往来あり、極めて安全。拘束の恐れなし。
アクセス: メトロ3号線Славянский бульвар駅から徒歩1分。

客車の体格差に注目！モスクワ発ワルシャワ行き

2019年6月追記: 複々線化と新駅ホーム設置工事の影響で、同アングルでは撮影できなくなりました。

あなたがもし初めてのロシア鉄に臨もうとしているなら、この撮影地はうってつけ！
モスクワ西部、といっても環状道路の内側に位置する当ポイントは、被写体、アクセス、環境の全てが完璧だ。

まず被写体について。西側へ続くこのスモレンスク方面線は、モスクワっ子の日常を映すエレクトリーチカは言うまでもなく、パリやベルリンを目指す、ピカピカに磨かれた余所行きの列車も通過する。アクセスだって素晴らしい。メトロ青線のスラビャンスキー・ブリバール駅3番出口は、撮り鉄のために設置されたとしか思えない(注)。なぜなら見た目に反して随分重い、地下鉄駅特有のガラス戸を開けると、そこはもう撮影地だからだ。

中央近郊旅客会社ЦППК車のモスクワ色

環境も非の打ち所がない。地下鉄の駅前だから人通りは絶えないし、撮影地後方の勝手踏切の存在は、線路際に佇む我々への違和感をそれなりに拭い去る。それでも運転士には愛想よく手を振っておこう。南側のパークアンドライド用の駐車場は、光を遮る忌々しい防風林を切り拓いてくれた。

安全なロシアでこんな心配無用だが、もし撮影中に身ぐるみ剥がされたとしてもここでは問題にならない。大通りの反対側には巨大なモールがあり、必要なものは何でも揃うから。ユニクロもある。あと清潔なトイレも。

撮影: 2018年2月, 5枚目のみ2017年7月
注釈: 有料道路建設に伴う準備工事で、出入口の位置が少々不自然に。道路が完成するとアングルが潰れる？
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